銀行振り込み時に必要な情報は振込先の
1.銀行名
2.支店名
3.預金の種別
4.口座番号
5.口座名義
の5点ですよね。
ATMからなら、4.まで選択すれば、口座名義は自動的に表示されるので、
特に間違えることはないと思います、情報さえ正しくもらえば。
ですが、
インターネットバンキングは1~5まで全部入力しなくてはいけません。
(1~3までは選択ですが)
で、厄介なのが「口座名義」です。
たとえば、「山田商事」の請求書の振込先の名義に、同じく「山田商事」とあったとします。
でも正しくは代表者名の「山田一郎」だったりするわけです、
もっと細かい場合は、「山田商事 代表取締役 山田一郎」であったりもするわけです。
これはこの山田商事の記載が悪いわけですが、今でもけっこうそういう会社が多いんです。
だから新規で振り込む時は、「口座名義」はよくよく確認してから振込みをします。
そうでないと、間違って振込みされないと手数料は没収、再度またかかってしまいますし、
訂正処理も面倒です。
それに万一期日までに振り込むという約束だった場合、組戻し(再度振り込む)で、
振込先が他行であった場合は翌日になったりして間に合わなくなってしまったら大変です。
この振込先の情報が5点で1セットというのはもしかしたら日本だけかもしれません、
外国人がいる職場で働いていた時、突然その人が辞めてしまって、
電話で給料はオレのこの口座に振り込んでくれと銀行名と口座番号を言われたんです。
彼らには、「支店名」とか「名義」とかいう概念はないらしく、
当然日本語はわからないので、私の拙い英語で、通帳の表紙に書いてある、
□の枠の3ケタの数字は何かとか聞いて、
支店名を割り出し、何とか振り込むことができました。
ATMがあって良かったです、窓口しかない時代だったらもうアウトでした。
今は私たち日本人でさえ簡単に口座を開くことは出来ませんが、
当時はどんどん増やせみたいな感じで、
在留資格など関係なく口座を開けたんですよね。そういう時代でした。