今やサラリーマンの厚生年金保険料率は毎年上がるようになりました。
これは平成16年の改正以降、毎年上げるようになったためで、
業務に携わっている私としては、
あ~また上がるのか、引かれるのは痛い、、、というのもありますが、
上がった料率で間違えないよう控除する作業はやっぱり大変で
神経を使います。
なぜなら、
「算定基礎届」によって、変更になった等級を適用するのが9月(10月控除)
上がった厚生年金保険料を適用するのも9月(10月控除)
というダブル作業だからです。
算定基礎後の標準報酬月額に変更はなくても、
まずは全員の厚生年金保険料の控除額が変わります、
かつ、
算定基礎で等級が変動した人はそれを適用させなければなりません。
手計算ではないので、ソフトの設定を変更するだけのことではありますが、
間違えると後々の処理が大変になるので、
予め新料率適用後はこの保険料額になる、というのを計算してから
給与計算ソフトで出た数字が合致してるか確認するようにしています。
毎年上がり続けた厚生年金保険料率も
今年H29年9月で(18.3%、本人負担分は1/2の9.15%)
固定されると言われています。
が、そうは思えませんよね。
やはり、
消費税と同様、上がっていくとしか思えません。
もしくは、
他の名目の税金が上がっていくんじゃないかと思います。