全て紙ベースでコピーを取り、さらにコピーを重ね紙だらけになっているからです。
結局原紙は見つからず、とりあえずそのコピーで振り込むことになったのですが、
振込先の名義を見て、あ、これはATMをたたいて確認しないとダメだと思いました。
「弁護士法人○○・○○法律事務所」
とありました。
○○には苗字が入ります、二人以上の名前が並んでるよくあるパターンです。
金額が10万円以下ならATMでさくっと支払ってしまいたいのですが、超えています。
で、確認のためATMをたたいた結果、どういう名義だったかと言うと
まず「弁護士法人」の略は、ベン)
次の苗字二つは、まず真ん中に「・」はありませんでした。
これだけでも、もし入力してしまっていたら振込みにはならず組み戻しになってしまうところでした。
そして、
最初の苗字は珍しい苗字ではありませんが、読み方によっては濁点がつくのかつかないのか迷うところで、
佐藤とか鈴木、田中とか絶対ひとつの読み方しかない(おそらく)場合を除いては確認したほうがいいと思います。
インターネットバンキングでは口座名義は正確に「カタカナ」で入力しないといけないので、
請求書に記載の場合は看板名ではなく通帳に記載通りの「カナ」で表記して欲しいものです。
口座名義以外にも請求書を見ると項目には「源泉徴収」があるにもかかわらず、金額は記載されていません。
日頃支払いのある、会計士、司法書士等は源泉徴収後の請求額が記載されているので、あれ?と思って調べてみたら
「国内法人」なので源泉徴収は不要のようです。(知らなかった。。。)
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(「内国法人」は「国内」の間違いかと思いきやこれが正しいようです) |
新規の振込先があるとこうやって確認しないければならないので手間ではありますが、
だからこそ間違いなく支払われるのだろうと思います。
もし、銀行名、支店名、口座番号だけだったら、数字ってうっかり間違える可能性がありますよね?
口座番号の数字ひとつが間違いで、Aさんに支払うつもりが、見ず知らずのBさんに支払いになってしまった。
これが法人同士なら事情を話して振り戻ししてもらって、も可能でしょうが、個人となるとどうなんでしょう?
銀行に非はないわけですから、電話番号を教えてもらって自分で交渉するしかないのかもしれません。
以前の記事で間違って元カノの口座に振り込んでお金を返してもらえない、という話を書いたことがありますが、
日本の銀行では金額の間違いはあっても相手先を間違えることは(ATMで間違った選択をしない限り)まず無いだろうと思います。