タイトルがわかりにくくてすいません。
具体的に言うと、1月から3月までは固定給(月給)、4月からパート(時給)になった従業員の年末調整(弥生給与の入力)のしかたです。
固定給の場合は同月20日払い、パートの場合は末締め翌月10日払いとなり支払いグループが異なるため、
その従業員を仮にAさんとすると、
賃金台帳が固定給時代だったのと、パート時代のと2枚あります。
これを一枚(パート時代)にまとめて、今月12/10に年末調整をするやり方です。
Aさんの固定給時代だった年収と税金の額は
給与300,000円
所得税2,160円です。
もともと週一日勤務だったので社会保険料は無く、所得税控除のみです。
まず弥生給与の「年末調整ナビ」メニューから「③申告書を入力しよう」の一番下のメニュー「前職情報入力」を開きます(※前職がある場合の入力と同じです)
開くと左側に従業員の氏名が表示されます↓
Aさん(緑色の行)の横「ー」のところで右クリックすると「完了 不要・・・・」表示されるので
一番下の「未済にする」をクリックします。↑
そうすると「ー」だったのが、紙と鉛筆の絵に変わって↓
この「前職情報」にAさんが固定給時代だった数字を入力していきます。↓
「前職分徴収税額あり」にチェックを入れて
支払い金額と源泉徴収税額を入力します↑
入社年月日はパート時代に変わった時に入力しているので自動的に表示されます。これは最終的に源泉徴収票にも表示されますが、同じ職場なのに入社?という疑問もありますが、私はそのままにしています。
もし提出先から問い合わせがあればそのまま答えます。致命的な間違いでなければ話は通ると思っているので。
ここまでの作業でAさんの固定給時代の数字が入力されたかサクッと確認します↓
給与支払で集計(A)→給与所得源泉徴収合計表資料(S)を選んで、集計をかけます。
そうすると表の一番下にAさんの分が表示されます。↓
一部分の抜粋なので見にくいですが、(前職分)の行に「1人」「支給総額」の列に「300,000」「年末調整等の過不足税額」の列に「2,160」と入力した分が出ています。
(年末調整に限らず、数字を動かした時にはこの(S)の集計で予想通りになってるか、前月分が動いてないか確認します)
このチェックが済んだら、次にもうひと手間作業があります。
「前職情報」で入力したので、源泉徴収票の備考欄に支払額と源泉徴収税額が表示されてしまうので(前職がある人の場合はそのままで良いのですが)これを消します。
このように表示されてしまいます |
年末調整ナビの「6-2-1」の「源泉徴収票/給与支払報告書」をクリックします↓
そうすると画面右側に、従業員の氏名、提出先、適用等の一覧が出ます。
その中からAさんの行を見ると摘要欄に文字や数字が表示されています↓
この行にカーソルを置いて↓
黄色く反転してる行をdelieteで消します↓
これでAさんの源泉徴収票の備考欄には何も無しになります。
この後は年税額の算出をして過不足を精算して終了です。
※逆に前職がある人の場合にはこの行に前職の社名や住所、退職年月日等を入力します