それでふと思い出したのは、住民税の納付です。
社員の住民税は「特別徴収」といって、
毎月の給与から控除し
事業主側がまとめて翌月の10日までに納付するのですが、
これをうっかり忘れてしまったことがあるんです。
住民税は銀行の窓口で納付するのではなく、
ネットバンキングで各市町村に振り込みできるよう
設定してあるんですが、
毎月10日以降に翌月10日納付で支払いの操作をするのを
まだ日数があるからと先延ばしにしていたんです。
それは、数年前の年末の12月のことで、
年明けの1月の数日間は銀行も休みなんですよね、
だからいつもより操作期限が早かったんです。
ネットバンキングの画面を開いて支払い操作しようとしたら
もう出来ないようになってるわけです。
長い業務経験の中、こんなことは初めてで
どうしよう!!と焦りました。
ど、どうする!! |
ネットバンキングで納付しているため、
紙の納付書はありません。
これから各市町村からその納付書を取り寄せるにしても
もう間に合わないというか現実的な対処ではない・・・
だって50件以上もあるんです。
とりあえず、
各市町村の窓口に片っぱしから電話しまくりました。
「すいません、こういう訳でうっかり操作を忘れ納付ができません、
2月10日の納付時にまとめて2ヶ月分を支払います」と
それで大半の窓口の人たちは了承してくれたんですが、
ある区役所でドキっとすることを言われました
それはわかりました、と言いつつも
もし課税証明書等を取得する時に「未納」と記載される場合が
あるかもしれませんよ、ということでした。
どういうことですか?と聞くと、
住宅等を取得する場合に、課税証明書が必要になるらしいんです。
ふと、誰かマンション買いそうな人いるかな?
と頭に思い浮かべましたが、誰も無し(笑)
課税証明書って年単位の証明書ですよね。
例えば、現在平成29年度分の課税証明書というのは
平成30年の6月頃にならないと内容が反映されないはずで
そんな月単位で即未納データが記載されるとは思えなかったので、
ハイ、わかりました気をつけます、と返事したんですが、
内心ドキドキでした。
もしかして月毎の詳細納付記録とか出せるのかな~と想像したりして。
住民税の納付操作を忘れるなんて、ほんとバカですよね。
ひとり業務だとこういうミスが起こり得るので
二度とやってはいけないと深く反省しました。
とは言っても、ひとりなので
対処法としては、
給与計算が終わって個々への振り込み操作をしたら
同時に住民税の支払いの操作もするようにしました。
税金は納付期限を一日でも過ぎると、
延滞税(延滞金)がかかるんですよね、
みなさんはこんなバカなことはしないと思いますが、
万一、そういうことが起こったら
一刻も早く出向くなり電話をして
故意や悪意ではないことを説明して
納付の意思表示をすることだと思います。
たぶん、一回は許してくれると思うんです。
二度目はダメでしょうね。