住民税を特別徴収に切り替えたいとの申し出があったので、
住民税の納付書なり通知書を見せて下さいと言ったら、
紛失して今再発行依頼中だと言います。
数日後、再発行された通知書を見せてもらうと、
9月で作成されたものでした。
住民税の普通徴収は、
6月、8月、10月、1月の4回に分けて納付します。
給与から毎月天引きされる特別徴収が1/12なのを考えると、
一回で支払う金額も大きく、けっこうキツイですよね。
会社を辞めてすぐに職につけない状況でこういうのを知らないで
払わずに先のばしにしてしまった結果、金額が大きくなり、
未納という状況になるのは容易に想像できます。
さて、その人は住民税を自動引き落としにしていたので
残るは最後の1期分のみでした。
ただ、前職の収入が大きかったので、住民税もかなりの金額で
1期分とはいえ結構な金額でした。
住民税の納付方法を普通徴収から特別徴収に切り替える場合
「特別徴収切り替え届出(依頼)書」を提出するのですが、
今月11月分から控除してしまいたい、郵送で提出する前に
FAXなり口頭で確認して、月割りの住民税額を聞きたいと思ったので
まずその役所に電話をしてみました。
いつもそうしてるのですんなり聞けるかと思ったら
電話では回答できないとのこと、
(市区町村によって対応が異なるのかもしれません)
言葉使いは丁寧なのですが、イマイチ要領を得ない説明だったので
電話を切り、届出書を郵送することにしました。
そして、届出書の左下の欄に(上の写真)
「11月分 12月10日納期分から」
月割額の連絡に「11月10日まで通知が必要」と入れ、
いったんは封をしたのですが、
手元に残したそのコピーをしみじみ見ていたら、
今日は6日なのに、10日まで返事よこせ、
というのはいくらなんでも自分勝手だなと
一瞬カリカリしていた自分を反省し、
開封して、「12月分 1月10日納期分から」に記入し直しました。
これなら役所も余裕でしょう、間に合わないことはないはず。
私としては来月12月は年末調整で細かい作業になるので、
出来るだけ変更事項は11月中にやっておきたくて、
電話で月割額を教えてもらいたかったんです。
その後、届出書について別な疑問が沸き、
再度電話したらまたその人が出て、話しているうちに、
「月割額が知りたければ別の課になります」みたいなことを言うんですよ、
たぶんこの人もあまり慣れてない人だったんじゃないかと思いました。
電気店と同じで
権限のない店員さんに「安くして~」と値切ってもならないのと同じで。
この機に他の市区町村の「特別徴収切替(依頼)書」を検索してみたら、
書式も微妙に異なるし、欄外にある注意事項も同じではないです。
何日まで到着分は、何月分からの納付と丁寧な説明をしている区もありました。
他の市区町村では対応してくれることが、そこでは出来ない、となると
どうしても、「なぜなんだ~」となってしまうんですよね。
届出書を訂正せずに、「10日まで通知書が必要」、
で郵送していたらどうなっていたのかな?
私のゴリ押しが通ったか、
それは無理です、12月からにして下さいという電話が来るか、
わかりませんが、
やってみても良かったかなと、今は思います(笑)
その場で、初月はいくら、次からいくら、
と金額を教えてもらったことがある経験からいうと
難しいことじゃないと思うんですけどね。
なんか腑に落ちない一件でした。