業務で使っているいくつかのインターネットバンキングですが、年に一度「電子証明書の更新」操作があります。
以前適当にやって失敗、面倒なことになった経験があったので、都度ヘルプデスクに電話して指示を受けながら操作しています。
昨日は、みずほ銀行の「みずほeビジネスサイト」の電子証明書の更新期限が迫っていたためやることにしました。
いつも通りヘルプデスクに電話して、OSとかバージョンとか聞かれるんだろうなと思っていたら、
最初に「使用しているパソコンのメーカーは何ですか?」と聞かれ予想外の始まり方にしどろもどろになってしまいました。
えっ、パソコンのメーカー?hp、「ヒュ、ヒューレットパッカードです」と答えるのがやっとでした。
そのオペレーターによるとヒューレットパッカードのパソコンの場合、電子証明書の更新後、ログイン出来ない事象が相次ぎ、バージョンを確認させて欲しいとのことでした。
バージョンって何のことやらわからず、言われるままに操作
まず「コントロールパネル」→「プログラムと機能」を開くとたくさん出てくるのでその中の「HP Sure Click(シュアクリック)」の行の右端にあるのがバージョン情報で
「4.1.0.5734」とあります。
これが4.1・・・ではなく、4.2.・・・・以上でないと電子証明書の更新が上手くいかない可能性があるので、4.1.・・・のバージョンの状態でも問題ないかhpに確認して欲しい。
必要であればバージョンを上げてから再度ヘルプデスクに電話してくれれば更新手順をご案内しますとのこと。
今までこんなことを言われたことはなく、何でこんなに慎重なんだろう、でもhpに聞くのは面倒・・・だけどいったん電話をかけて別のオペレーターの人が対応してもたぶん同じことを聞かれるんだろうなと思いました。
私と同じパソコンを使っている上司に聞くとすでに6月頃に電子証明書の更新を行って何ともなかったとのこと。「やっちゃえば」と・・・
う~ん、どうしよう、バージョンを上げることになったら私は操作出来るんだろうか?そもそもこの「Sure click」が何なのかすらもわからない。
迷った末、システムの人にかくかくしかじかでhpに電話して聞いてみてもらえないだろうか?とお願いした。
そしたら「このアプリ、別に無くても影響ないんだよ、消しちゃおうか?」と言うではないか。
いやいや、そういう問題じゃない。私は確認したかどうかをオペレーターの人に伝えてそこで突破できるんだから、とにかく聞いてみて、と再度頼んだ。
しばらくしてシステムの人が飛んできて、hpと電話のやりとりをしつつ私のパソコンを確認した。
みずほeビジネスサイトの電子証明書の更新操作の際、hpパソコンの何が問題かというと
このSure ClickがActiveになっているとひっかかるそうです。
画面左下のスタートボタンをクリック、アルファベット順に出て来るので「H」を探し「HP」のフォルダ横の下向き矢印をクリック
「HPSure Click Desktop Consloe」が表示されるのでここを開く
「HP Sure Clickをアクティブ化する」が有効になっていなければ、バージョンは関係なく大丈夫とのこと。
この画面では「無効」状態なので問題ない。
システムの人によればhpにこの問い合わせが非常に多く、すぐ話がわかってもらえたらしい。
この「Sure Click」がActive(有効)になっていると、電子証明書の更新を記録してしまって上手くいなかくなるんだそう(昨日のことなのにすでに記憶が薄れている)
私は再度ヘルプデスクに電話をかけ、最初とは違うオペレーターの人ですぐに更新操作指示を出してもらえた。でも途中で「hp」と言いかけてきたので、さっき確認したので大丈夫ですと答えた。
みずほ銀行のインターネットバンキングを使い、かつhpのパソコンを使ってる方以外には役に立つ話ではありませんが、私の記録として残しておくために書きました。
インターネットバンキングの「電子証明書の更新」は、昔は銀行は違っていても操作はほぼ同じでした。
でも最近はそれも変わってきていて簡単になりつつあると感じます。三菱UFJ銀行だったかりそなだったか最近のことなのに記憶が定かではないのですが、2、3の手順の後、画面右上のニコちゃんマークをクリックして終了というのもありました。
この右上の黄色いニコニコマークです。 |
その点からいえば、みずほ銀行は以前のままで操作の手数は多いです。
それにしてもみずほ銀行のオペレーターの慎重さにはちょっと驚きました。最近立て続けに大きなトラブルがあったからでしょうか?
パソコンは「慣れ」で使っているだけで基本的なことを知らない私には話が混み入ってくるとどうしても避けたくなってしまいます。
でもIT化の流れはますます加速、がんばってついていかなければなりません。
そのためには衰える記憶力を補うためにも記録していくしかないかなと(苦笑)