8月に職場でコロナ感染者がついに発生したことは書きましたが、重症化せず、自宅療養のみで3週間ほどで復帰しました。
それは良かったのですが、休んだ期間を特別休暇とは出来ず、欠勤扱いとなり傷病手当金を請求することになりましたが、
コロナ感染で自宅療養による休業でも傷病手当金を申請できる
加入している健康保険組合は（協会けんぽと違い）給付等の申請書が独特で、チェックを入れたり、数字を〇で囲んだり、どれかを選択するだけで欄が埋まるという合理的な書式ではありません。
特に傷病手当金は医師の証明が必要となりますが、今回の場合は入院はしなかったので、医師の証明の代わりに感染から復帰までの過程を記録したものを提出することになりました。
健康保険組合にどう書けば良いか聞いてみたのですが、初めてのケースらしく、とにかく経緯を書いてくれば良いとのこと。ネットで検索してもサンプルに出来そうなものが無く、どの程度詳しくかけば良いのか、悩みつつ本人に説明し、日記のように2週間分書いてもらいました。
こんな感じです↓
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コロナウィルス感染症発病時の状況と経過（〇月〇日から〇月〇日）
申請者氏名：〇〇 〇〇
8月〇日 前日夕方に発熱（39度）、咳も出たため、〇〇クリニックで受診、PCR検査を受け、風邪薬を処方された。
受診後、ＰＣＲ検査の結果は翌日になると〇〇課長に報告、会社を休んだ。
8月〇日 午前9時頃に〇〇課長に検査結果が午後に出ることになったと連絡。
16時頃に〇〇クリニックからＰＣＲ検査の陽性と保健所に報告した連絡があった。
熱が38度、咳も出て体もだるく、食欲なし、会社を休んだ。
8月〇日 会社にＰＣＲ検査結果陽性を報告し、休んだ。
16時頃保健所から確認の電話が入り体温と体調の確認を受け、自宅療養するように言われた。
熱は37度、咳が出て食欲なし、体がだるく下痢
8月〇日熱は36度、咳が少し出る、食欲なし、下痢、会社を休んだ。
8月〇日熱は36度、咳はほぼ出なくなったが食欲なし、体がだるく下痢、会社を休んだ。
8月〇日10時頃に会社に体調報告、休んだ。
パルスオキシメーターが届いた、夕方保健所から体調確認の電話有り。
血中濃度97、熱36度、少し食欲が出てきたが、少し下痢
8月〇日10時頃に会社に体調報告、休んだ。夕方に保健所から体調確認の電話有り。
血中濃度97，熱36度下痢は止まった。
8月〇日～9月〇日10時頃会社に体調報告、休んだ。血中濃度97，熱36度、たまに咳がまだ出る。
9月〇日熱36度、食欲普通に戻る、たまに咳が出る以外は不調なし、
（－ここから数日間大きく体調を崩しリアルには書けません-）
9月〇日体調が戻ったので出社した。
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とりあえず本人に作文させ、私が編集しました。
意図的に脚色とかしたわけではなく、確実に申請が通り受給となってもらいたかったからです。
コロナに感染したのは事実、高熱が出て体調も悪かったのも事実、回復したかと思われた時に大きく体調を崩したのも事実です。
ただ療養10日目頃に保健所から「前日と体調が変わらなければ元の生活に戻って良い」という個所があって、でも会社からはもう一週間くらい休んでと指示を出した経緯がありました。
で、私はここをそのまま書いてどう受け取られるかと迷い、省きました。
実際はその直後また大きく体調を崩し（この事実は書きましたその時に病院でＰＣＲ検査を受け陰性であったことも書きました）、やっと回復して出社となったのが発症から21日後でした。
休んでと指示したのは、感染者数がピークだった当時は10日ほどで復帰というのが会社としても、周囲もすごく不安だったんです。（これは経験してみないとわからないと思います）
コロナ感染による傷病手当金申請は令和4年3月31日まで延長
この人は年の初めに入院、手術となりその時は有休でカバーしました。その後コロナに感染し、有休でカバーできなくもなかったのですが、手術で完治したわけではなく、その後も検査や通院、もしかしたらまた再発の可能性もあり、有休を残しておきたかったという状況がありました。
その有休もコロナ感染から復帰直後にケガをして治療や通院で使わざるをえなくなりました。
感染のきっかけも不明で何とも言えないのですが、病み上がりで体力が落ちていたのかもしれません。
それと病気で手術したということがあってワクチンも未接種でした。病気の再発不安も抱え、身内の不幸もあったりで、踏んだり蹴ったりだったその人。
絶対ケチをつけさせずに健保を通して傷病手当金をもらうぞ！という気持ちで書きました。
健康保険組合によって対応は異なると思いますが、書式も何もないとなると、わかりやすく、丁寧に書くことがポイントかと思います。
一段落したかに見えたコロナ感染者もここに来て一気に増加しています。オミクロン株は重症化しないと言われていますが、個人差があると言われていますし、事業所としても感染した場合は10日～2週間程度は休むように指示しているのではないでしょうか？
コロナ感染による傷病手当金の申請は令和4年3月31日まで延長されました。自分の備忘録として、もしくはこの記事がお役に立てれば幸いです。
