【番外編】もう税金の未納からは逃れられない

2017/01/18

マイナンバー 税金 番外編

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某市役所から照会のあった件についてですが、上司が対象者に確認したところ、

【番外編】マイナンバー制度導入で税金未納者の追跡が容易になる

数百万円の未納額があるそうです。

本人が金額を把握しているということは何度も督促を受けているということです。役所は書面だけでなく対象者の自宅まで足を運んだことでしょう。

私が確信犯と言ったのは、当時税金を滞納せざるを得ない事情があったとしても、その後就職して安定した収入を得て納付しようと思えば出来た額なのに数年間それを一切してこなかったからです。

滞納した税金を一度に納付することは出来なくても、就職した時点で役所に行き少しずつでも返す姿勢を見せていればこういう照会は来るはずもなく、「差押」というのは最後の徴収手段です。

滞納している税金も「時効」があるらしいですが、マイナンバーが導入され、役所と社会保険の情報がリンクされればもう逃れられないでしょう。

対象者のように、滞納した税金があり、一切納付せずとも、就職した会社の健康保険に加入してバレずに3割負担で医療を受けられる。。。ということもなくなるでしょう。

そういう点では「マイナンバー」が導入されたことは良かったと思います。

一ヶ月分の未納が、二ヶ月になりさらに数ヶ月、一年となると額はどんどん膨らみ、納付するのが大変になっていき、未納はいずれ発覚します、そうなる前に納付しないといけません。

誰しも順調な時ばかりではないので、不運なことが重なって納付できなくなることがあるかもしれません。

その時は分割なりしかるべき手続きをとって、収入を得られるようになったら納めるのが義務というものです。

そういう意味では対象者はまったくその気がなかった、このまま未納のまま逃げ切ることしか考えていなかったのかもしれません。

居場所を特定されてしまった今、対象者はどうするんでしょう?

未納額の全額か、もしくは半額くらい一気に納付すれば「差押」は免れるかもしれませんが、そうでなければ今さらこれから何年かかけて毎月納付します、と言ってもそれはもう通らない話なのかもしれません。

税金を滞納してるのは対象者の個人的なことであって別に私には関係のないことですが、会社としての対応はすごく気になりました。

だから上司に投げた、と書いたのですが。その後の対象者の様子を見る限り特に変化はなく、上司はただこういう問い合わせがあった、未納額はいくらくらいしか聞かなかったのだろうと察しました。

私だったら数百万単位の税金の未納があったとしたら、他に借金やローンがないか確認します。
「差押」というのは給与の1/4程度らしいので生活はしていけるはずですが、税金以外に返済額があるとしたら、もしかして会社の商品やサービスに手をつけて悪用するんじゃないかと危惧するからです。

それが一般的な対応だと思うんですが・・・・

私は今の職場がイヤでたまらない、と何度か書きましたが、こういうこともそのひとつなんです。誰かが誰かを会社に入れる、経歴のはっきりしない何でこの人なんだろうという人が。小さな会社で経理や給与業務にかかわっていると全部見えてしまうんですよ。

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pataです。小さな職場で経理・給与等が主な仕事です。ひとり業務なのでいつも調べつつ、悩みつつなんとかやっています。書いたことが少しでもお役に立てれば幸いです。
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