銀行口座に振り込む時は、名義のカナ読みが基本、一字一句間違ってはいけません。
違っていたら、アウト! 振込みにならないばかりか手数料はそのまま取られてしまいます。
最初の頃は知らなくて、何度もミスをしました。
名義のカナ読みがやっかいなのは、個人よりも法人です。
・通称名(屋号とか)をそのまま口座名義として書いてあったり、
・実は代表者の名前までが口座名義だったり、
よくよく注意して事前に先方に確認したりもするんですが、
それでも間違えることがあるんです。
それは単に「社名」だけではありません。
社名の前後につく、〇〇〇〇株式会社、有限会社〇〇〇〇などの、
会社の種類や団体の略も決まっていて、一般的には、括弧でとじるのが普通で、
株式会社なら、カ)〇〇〇、もしくは、〇〇〇〇(カ
有限会社なら、ユ)〇〇〇〇
社団法人なら、シャ)
財団法人なら、ザイ)
医療法人なら、イ)
といった具合です。
株式会社のカナ読みの略については、社名の前後につく違いくらいで、
カ)しかないと思っていたのですが
つい最近の出来事ですが、
「株式会社」のカナ読みの略は2つあることを知りました。
株式会社の略が、カ)ではなく、なんと、カ.と略す名義があったんです。
ピリオドを打つなんて初めて見ました。
これは口座の持ち主が略す時に、選択できるんでしょうか?
どれほどの違いがあるのか疑問ですが、
請求書には口座名義として社名が漢字で書いてあるだけで、
まさかピリオドがつくなんてまったく予想も出来ませんでした。
私はたまたま銀行名を確認している時に気がついたのですが、
たぶん、みんな一度は間違って振り込んでると思います。
口座名義のカナ読みは一字一句正確に入力(もしくは記入)しなければ、
アウトですから。。。。
こういう特殊な場合は、名義をカナ読みで記載すべきですよね、
株式会社山田商事 → カ)ヤマダショウジ、と思いきや カ.ヤマダショウジが正解だなんて、
株式会社の略には カ)とカ.がある、と知っていれば別ですが。
絶対考えないですよ。
もしかしたら、
この口座名のカナ読み違うんじゃないかな、というのは長年のカンです、
屋号や通称名をそのまま口座名義として(間違えて)請求書に記載されているのは、
どちらかと言えば、規模の小さな会社の場合が多いです、
支払い等のやりとりのほとんどが現金で、振込みで相手に支払うということが
あまりないから気がつかないのかな、などと思ったりしています。
でも、カ.と略した会社はそんなに小さな会社ではなかったんですよね、
ただ、振込先として銀行名と支店名、口座番号しか書いて無くて
(こういう会社が名義が違ってる場合が多いです)
請求書の右端上に、社名の記載があったんですが、
それよりもその下に部署名が4倍以上の大文字で強調してあったので、
なんか妙だな。。。とカンがはたらいたわけです。
口座名義=社名で間違いはなかったけど、株式会社の略が違っていた、
というわけです。
最近は請求書に記載する口座名はカナ読みで表示してくれる会社もチラホラ出てきました、
こういう会社は経理がちゃんとしてるんだな、
一字一句間違えたら振り込めなくなることをよくわかってるんだな、と思っています。