社会保険の手続きで何かわからないことがあってネットで検索する時、
他社の健康保険組合のHPを見ることがよくあります。
それらをいくつも見ているうちに、疑問が解決することもありますし、
ここの健康保険組合はこういう添付書類を提出するのか、とか
すごく参考になります。
ついでに、健康保険料率もチェックします。
ウチの事業所が加入してる健康保険組合より高いなぁ、とか安いなぁ、とか。。。
以前見た時に本人負担率がものすごく低い健康保険組合があって、
さすがIT企業は違うな、と思ったのですが、
先日見てみたら全体の保険料率はさほど変わってなくても、
本人負担と事業所負担率が折半になっていてびっくりしました。
その後も、あちこちの健康保険組合の負担率を見ていくと
折半になってるところが目につきました、誰もが知ってる大手です。
でもその一方では、個人負担率よりは事業所負担率の多い所も有りなので
どっちのパターンが多いとかはわからないのですが、
少なくとも折半というのはこれまで目にしたことがなかったんです。
健康保険組合の本人(被保険者)と事業所の保険料の負担率は
自由に決められるらしいのですが、
折半に変更したのはどうしてなんでしょうね。。。。
これは私の想像ですが、
従業員が500人以上の事業所は加入条件がゆるくなりましたよね、
非正規従業員を積極的に正社員として雇用していく事業所もあるし、
そうすると事業所の社会保険料負担額も大きくなっていきますよね、
なのでこれまで少なめに設定していた被保険者の保険料を対等の折半にしていくことで
事業所の負担を少しでも軽くしていこうというという理由なんでしょうかね。。。。。
単純に考えると、
被保険者と事業所の負担率が(例えば)これまで3:7だったのに、
5:5になるということは給料は同じ額なのに、
保険料が増えれば手取りが少なくなるので被保険者にとってはうれしくはないですが、
でも、
今の流れから察するにゆくゆくは折半にするところが増えていくんだろうな、
という気がしています。