「弥生給与」を使い始めた頃は、自信がなくて(自分で導入設定したので)集計表等も基本のままでしか使っていなかったのですが、
何度か失敗を繰り返しながら使っているうちに、いろいろアレンジして集計できることがわかってきました。
例えば、「集計(A)」から「支給(給与・賞与)集計表」を選択します。
支給(給与・賞与)集計表の「レイアウト設定」の左端のタブ「基本軸設定」で「列(C)」「シート(P)」「行(R)」に、それぞれ「明細項目」「支給単位」「従業員」を選んで設定します。
「支給単位・明細項目セレクト」のタブで支給単位は「12月」、明細項目は「所得税」「年末調整還付」「年末調整徴収」の3つを選択して集計すると、下の図のような集計が出来ます。
例えば、12月単月ではなく合計(1~12月)にして、横の行の明細項目に「課税額」を追加した表にして、エクセルで書き出してデータ保存して
年末調整の作業中にチェックしたい時に見たり、資料として残したりしています。
エクセルに書き出せない場合でも
「エクスポート」でいったんCSVで落としてエクセルに書き出すことが可能です。
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書き出したい集計表画面でファイル(F)、エクスポート(E)を選択 |
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出力先(E)にファイル名と場所を選んで |
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オプション(O)で「タブで区切られた形式」を選択 |
これでOKすると、CSVで落とせるのでそれをコピーしてエクセルにテキストで貼り付け、見やすいように(作りたいように)編集するだけです。
いろんな集計表の「レイアウト設定」の「基本軸設定」や明細項目を選んでアレンジすることで、欲しいデータの集計が可能です。
「算定基礎届」の4、5、6月の集計とか、その後の社会保険料の変更があってるかどうかとか、従業員の個人データの一覧表とか、
エクセルに落とすことが出来れば、自分用の見やすい資料が作れます。
特に年末調整の時はチェック、修正を繰り返し、紙に印刷しているとどれが古くてどれが新しいのかわからなくなったり、
紙が多くていちいち探すのが面倒たったりするので、データをエクセルに落として、見やすく作表して、「弥生給与」を操作しながらさくっと確認できるので便利です。