一年前の年末調整をすっかり忘れ、おさらい中です。
特に「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等 兼 所得金額調整申告書」は長ったらしい名前の上、
内容が混み入ってくるとわからなくなってきます。
記入について細かい説明を読むより、いくつかのパターンを見た方がわかりやすい、ということはありませんか?
そこで私自身の復習及び記録、パターンを4つここに載せたいと思います。
(もしお役に立てれば幸いです)
パターンその1
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本人の収入 7,345,500円
奥さんの収入 0円(52歳)
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・まず本人の所得額と控除額の算出の欄↓
次に行きます。
パターンその2
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本人の収入 7,670,000円
奥さんの収入2,000,000円(50歳)
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・まず本人の所得額と控除額の算出の欄↓
本人の所得見積額の計算は
7,670,000円×0.9-1,100,000円=5,803,000円で、900万円以下なので(A)
基礎控除の額は48万円です
・次に配偶者の所得と控除額の算出
奥さんの所得見積額の計算は
2,000,000円÷4×2.8-80,000円=1,320,000で
「95万円超133万円以下」④-緑色になります。
本人が(A)-オレンジ色
奥さんが④-緑色
この2つが交差するところが「3万円」-紫色なので
配偶者の特別控除額「3万円」となります。
次行きます。ややめんどくさいです。
パターンその3
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本人の収入 3,600,000円
本人の年金収入 4,443,310円
奥さんの収入 700,000円 (69歳)
奥さんの年金収入 810,673円
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・次に配偶者の所得と控除額の算出
奥さんの所得見積額の計算は
給与が700,000円-550,000円=150,000円
年金が810,673円(110万円以下は0円なので)=0円
給与所得と年金所得の合計が150,000円
「48万円以下かつ70歳未満」に該当するので②となります。
本人が(A)-オレンジ色
奥さんが②-緑色
この2つが交差するところが「38万円」-紫色なので
配偶者の控除額「38万円」となります。
パターンその4
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本人の収入 10,360,000円
奥さんの収入 800,000円(59歳)
23歳未満の扶養親族有り(所得金額0円)
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・まず本人の所得額と控除額の算出の欄↓
もう説明なしでわかりますよね。(この表は申請書の裏面にあります) |