やっと年末調整が終わり、給与の支給も済んでホッとしています。
今年の年末調整は去年とほとんど同じだったので、スムーズだったかな。でも一年に一度なので忘れていることもあり、
入力を終え、源泉徴収票をプリントして見た時に、あれ?ここの数字は別に表示させるところがあったんじゃなかったのかな?、と思うところがあり、そう言えば毎年つまずいているな、という個所があります。
それは給与から控除される社会保険料ではなく、本人が別途支払っている国民健康保険料や国民年金保険料の額の表示です。
今年は中途入社で前の会社を辞めてここに就職するまでの間、国民健康保険や国民年金保険料を納付していた人、70歳を過ぎ国民健康保険料と介護保険料を払ってる人がいました。
国民年金保険料も厚生年金保険料も社会保険料であることに変わりはないので区別せずに一本の数字で表示しても問題ないはずですが(過去にはそうしていました)、弥生給与で自動的に集計された数字ではなく、年末調整で入力した個所なので区別して表示したくないですか?
知ってしまえば入力はすごく簡単です。
国民健康保険料や国民年金保険料の入力個所は「給与所得者の保険料控除申告書」の右側、三枠あるところの真ん中にある「社会保険料控除額」の欄です。
弥生給与では金額のみの入力になるので、欄の右端「あなたが本年中に支払った保険料の金額」の所に数字を入れます。
上↑の表の場合、国民健康保険料334,500円を入力後、青くなってる個所を一度クリックすると、その右側に「国民健康保険料等に該当する」と表示されるのでここにチェックを入れます。
その下の行の124,377円は介護保険料で(国民年金保険料と合算して一本の数字で入力しても良かったのですが分けました)合計すると458,877円になります。
その結果が源泉徴収票にどう表示されるかというと↓
左上の端緑色の枠で囲った「社会保険料等の金額」に「462,003円」と表示され、これは雇用保険料が給与から差し引かれているのでその合計です。
国民健康保険料と介護保険料の表示は右下の赤枠で囲った「国民健康保険料等の金額」に「458,877円」で表示されています。
誰かがこの源泉徴収票を見た場合、あ、この人は社会保険料は自分で払ってるんだ、とわかりますよね。
あと大学生や未就労の子がいて親が厚生年金保険料を払ってる場合もあるので、やはり区別して表示出来た方が良いかなと思います。
すごく簡単なんですけど、ワンクリックするのを忘れてしまうんですよね。
来年もし忘れたらこれを見ます!